馬術部の一年

​ 馬術部で馬に関わっていくとなると、やはり1年間365日馬のことが忘れられなくなります。もちろん、当番制で毎日必ず部活に行く必要があるわけではないのですが、自分の担当馬を持つと我が子のようにその馬がどうしているか気になってしまいます。そんな馬術部員の一年をざっとご覧ください。

4月

新歓の季節。新入生がどんどん入ってくる。新入生は迷ったら一度試乗会かホースショーに来てみよう。馬術の魅力のとりこになるだろう。馬も春は繁殖の季節。3月4月生まれの馬が多いので、気になる馬がいたら生年月日を確認してみよう。

5月

ゴールデンウィークに行われる関西学生馬術大会、通称「春関」は一年で最も盛り上がる試合です。兵庫県の会場で少し遠いですが、新入生でも見学に来たい人はどんどん来てね。この春関での馬の姿を見て入部を決めた先輩も大勢います。

6月

新入生の皆さんも馬術部の生活に慣れてくるころ。新歓コンパで馬術部の洗礼を受けた君をもう生粋の馬術部員。一年に一度の総合馬術の試合では、全学への切符をかけて多くの選手が争います。総合の中でも見どころはクロスカントリー。普段とは違う環境である、森の中で全速力で馬が疾走します。

7月

7月の夏関、選手権を最後に4回生の大部分は引退します。新たな責任者とサブが決まり、新たな京大馬術部が始動します。代替わりに伴い、雰囲気がまた変わり、一回生も馬術部へ関わる時間がどんどん増えていく時期です。馬に乗るのに慣れてきた一回生はキャンパス外へ外乗へいけるかも・・・

8月

​京都の暑い暑い夏が始まる。馬も人もつらい季節。夏休みに入り時間はたくさんあるので、上達の絶好のチャンス。8/16には京都の大文字焼きがあり、クラブハウスに集まり、バーベキューが開催されます。分宿制度で当番制で馬の世話をして、そのメンバーで旅行に行ったり、花火大会に行ったり絆が深まります。

​9月

​一回生の試合デビュー。ジムカーナという初心者向けの競技に参加できます。例年京大の人馬は好成績を残しており、出場者が50名ほどいる中、2019年のジムカーナでは1,2位が京大生。この試合を目指して練習に励みましょう。

10月

後期の授業も始まり、また忙しい毎日が始まる。一部の部員は部活に没頭しすぎて授業が疎かになることも・・・。一般教養は落としても大丈夫だけど、語学は後から取り返せないことがあるから、ちゃんと授業に行っておくことはおすすめします。

11月

夏の予選で勝ち上がった人の全国大会が開催されます。京都大学からも毎年数名が出場しています。OB・OGの方々も自分が現役の頃に担当していた馬が酸化したりすると、応援に駆けつけてくれます。

12月

12月に入ると一気に冷え込む。馬場から冷気が上がってきて非常に寒いです。そんな時は、馬に抱き着いて暖をとりましょう。馬の体温は人より1,2℃高いので、よく温まります。馬も冷えてしまうので、馬着といって人と同じように服を着せます。一回生も出場する試合が京都産業大学で開催されます。自分の好きな馬で試合に出れたらいいな・・・

 

1月

1月1日には馬に乗って平安神宮へ初詣に行きます。一年の馬と人の健康を願って、ライトアップされた平安神宮を見上げます。ちなみに馬は軽車両扱いなので、自転車と同じように車道の横を歩けます。寒いと朝起きるのがつらいかもしれないけど、馬に合える思って頑張ろう。生き物を飼うのは大変。

2月

一番何もない季節。3月の大会に向けてひたむきに練習あるのみ。練習が終わったら、クラブハウスのストーブで団欒。ストーブの吸引力から逃れられない部員がちらほら。新入生も次の新入生を勧誘するための準備を始めます。一年はあっという間。

3月

3月からまた、試合シーズンが始まります。一回生もバンバン試合に出ます。追いコンがあり、四回生を送り出します。卒業後もコーチとして部に残ってくれる卒業生も多いです。